研究活動

在学生・修了生の声

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特定の学部に基礎を置かない大学院なので、学内から進学する学生ばかりではなく、
社会人や留学生が目立つのも本学の特色です。

在学生の声

海外の日本資料を考える

竹内 陽

卒業論文では、ヨーロッパに現存する日本の資料が、どのような経緯で海を渡り、どのように博物館で研究・展示されているのか、ということを探ってきました。今後は、資料学研究科という特性を活かし、実際に資料の活用方法を学び、文献資料以外からも研究を進めていきたいと考えています。
私は学芸員になることを目指していますが、ここで得られる知識はかなり実践的で、必ず将来に役立つものであると感じています。また、実技・実習の授業が豊富に揃えられているため、さまざまな分野の資料の取り扱い方や調査方法を学ぶことができるのも、この研究科の魅力の一つだと思います。
(博士前期課程 在学)



地域の視点で博物館を考える

西平賀 師

私は大学から引き続き「博物館が与える地域への影響」というテーマで研究をしています。この大学院では、歴史・民俗の授業と一緒に、学芸員課程も履修できるカリキュラムになっており、様々な分野の研究をしている先生や先輩から学ぶ機会が多いために、多角的な視点で知識を深めていくことが出来ます。私の研究では研究者としての視点だけではなく、実際に博物館に勤務する学芸員など、様々な視点が必要であるため、この大学院の環境をうまく活用して研究を深めていきたいと思います。
(博士前期課程 在学)

図像資料を読み解く

石井 和帆

私の研究は明治・大正に刊行された雑誌の『風俗画報』に収録された挿絵の研究です。挿絵に描かれた人物やモノを分析・読解し、それらが当時の風俗を反映しているのか、そして歴史民俗資料として価値の高いものなのか実証を試みています。歴史と民俗、二つの学問から多角的な視点で資料にアプローチすることで、描かれた背景などが浮き彫りになり、とても面白い結果が得られます。また、研究以外では、様々な現地調査に参加させていただき、知識だけではなく実践を通して技術や経験を習得することができました。この研究科で体験すること全てが未知の経験で、日々楽しく様々なことを学ぶことができています。
(博士後期課程 在学)



中国の民具を研究する

石 岩岩

私は研究生として歴史民俗資料学研究科で半年勉強しました。様々な分野の研究をしている先生や先輩からいろんな意見をもらい、常民文化研究所の民具学研究を参考にして、中国における民具特に農具について研究したいと思うことになりました。民俗の授業で先生たちがいつもフィールドワークを重んじていることを感じています。これから博士後期課程で、物質文化から地域的に農民たちの日常生活をフィールドワークで明らかにしたいと考えています。
(博士後期課程 在学)

修了生の声

現場で役立つ知識と方法

徳島県立博物館学芸員(民俗担当) 磯本宏紀

「歴史学」や「民俗学」という既存の枠組みからではなく、目の前にある資料の精確な観察と分析から新しい何かを見つけることができる、これが多くの歴民生のナチュラル・スタイル。そんな歴民で出会う仲間はまじめな個性派ぞろいでした(私の場合)。自由な発想、奇抜な展開が推奨(?)される研究科でした。そこで身についた姿勢が歴史系と自然史系の多分野が同居する今の職場でも、生きているのかもしれません。
(2001年度 博士前期課程 修了)

様々な視点で、実践力を養う

大森 海苔のふるさと館 学芸員 三好 周平

歴史民俗資料学研究科のカリキュラムでは、歴史学や民俗学また非文字資料学といった、地域を形成する学問領域を包括的に学ぶことができます。自分の専門分野に加え、幅広い領域に関する知識を得ることができる点、そして実習を通じて資料の活用方法を体得できる点が、歴民の特色であると思います。研究科で学んだ内容が相互に深く関わっていることを、現在の職務の中で改めて認識しています。
(2013年度 博士後期課程 単位取得満期退学)